開催日:2020年2月11日(火) ~ 2020年2月16日(日)
小さな絹の布を折りたたみ、糊づけして作る「つまみかんざし」は江戸時代より伝わる東京の伝統工芸品です。
現代では、七五三やお正月・成人式等や、京都の舞妓さん・歌舞伎や日本舞踊などの伝統芸能にも使われていますが、これを作る職人は全国でも12~3名程しか居りません。
伝統的なかんざしから、現代に合った作品まで約200点のかんざし等を展示致します。つまみかんざしをこれだけ沢山展示される事は現在では珍しい事になります。
会期中は製作実演も行います。是非ご高覧ください。
石田毅司(いしだつよし) プロフィール
1959年 (S 34) 東京に生まれる
'82年 (S 57) 父、石田健次のもとつまみ簪作りを始める
'84年 (S 59) ロサンゼルスにて簪作りの製作実演
松屋銀座にて「父子展」
'85年 (S 60) ロス・シアトルにて製作実演
松屋銀座にて「父子展」
'86年 (S 61) シカゴにて製作実演
玉川・高島屋にて「父子展」
'87年 (S 62) シカゴ、ブルーミントンにて製作実演
シカゴ市長につまみ簪贈呈
玉川・高島屋にて「父子展」
'88年 (S 63) 台湾にて製作実演
松屋銀座にて「父子展」
'89年 (H 1) シンガポールにて製作実演
'90年 (H 2) スタジオ・錦糸町にて「三代展」
'91年 (H 3) ニューヨークにて製作実演
「つまみかんざし三代」出版(下町タイムス社刊)
'92年 (H 4) 北京にて「つまみかんざし三代展」
タイ・バンコクにて製作実演
'93年 (H 5) 北京にて「つまみかんざし展」
ポルトガル・リスボンにて製作実演
つまみかんざし博物館開館
'94年 (H 6) トルコ・イスタンブールにて製作実演
'97年 (H 9) 中国・西安にて「つまみかんざし三代展」
'98年 (H 10) シカゴにて製作実演
'99年 (H 11) 松屋銀座にて「銀座の柳染めかんざし展」
2001年 (H 13) 松屋銀座にて「つまみと錺りのかんざし展」
'02年 (H 14) 中国・瀋陽故宮博物院「つまみかんざし三代展」
ノリタケの森ギャラリーにて「生き粋展」(グループ展)
'03年 (H 15) ノリタケの森ギャラリーにて「つまみかんざし展」(以降毎年開催)
'09年 (H 21) 新宿ものづくりマイスター認定(東京都新宿区)