開催日:2020年4月7日(火) ~ 2020年4月12日(日)
常滑焼は、千年の歴史を持っています。室町時代以前と江戸時代以降では、土も窯も異なります。
室町時代以前の常滑焼製品は、古常滑と呼ばれ、土は丘陵地から採取される山土といわれる砂分の多い土を使い、窯は丘陵地に横穴をうがち、焚口前部に分炎柱を設けて高温の得られるようにした、いわゆる穴窯と呼ばれるものでした。
私は、若い頃、古常滑に強くひかれ、当時と同じ山土を使い、レンガで築いた穴窯で、古常滑焼を現代によみがえらせようと40数年、作陶を続けてきました。
毎年、春、ノリタケの森ギャラリーで作品の発表をしてきました。今年も是非、御高覧の上、ご批評ください。
協力出品:挿花 斎田月紅
陶歴:日本伝統工芸展
日本陶芸展
現在:日本工芸会 正会員
陶房 小出庵