開催日:2018年6月19日(火) ~ 2018年6月24日(日)
自由と創造性が最も尊重される京都市立芸術大学の気風の中で感性を培われた卒業生が集い、1987年『花と土と人』展が始まりました。
開催にあたり、当時の学長、河野健二先生(歴史学者)より、この展覧会のテーマについて、現代社会が失った自然や人間の生き生きとした関係性を喚び起こす表現である、という内容のお言葉をいただきました。そして、私達の大きな励みとなりました。
30回記念となる今回は、その意味を改めて胸に刻み、東海地区同窓生28名で開催いたします。
年代、ジャンルを超え、刺激し合い、真摯な態度で仕事を進める所存であります。
ご高覧のうえ、ご批評など賜りますれば幸いに存じます。
出品者一同
主催:花と土と人展
「花と土と人」展に寄せて
大学を離れ、地方に活躍の場を求めるのはとても困難を伴う事は明らかであるが、 各々の地の持つ感性が
存在するのも事実である。
絶対評価ではない世界は、ややもすればパワーハラスメントを生み、自由な発展を或は阻害する事があると
思われるが、造形表現は全く自由。
個性を発揮してこその世界である事を自認して主張を貫いて欲しいと思う。
同窓会活動も時代を越えての交流を図るべく「象の店」を文化祭に開き、徐々にその成果が出てきたように
実感している。
積極的御参加をお待ちしています。益々の御活躍を願って止みません。
京都市立芸術大学同窓会 会長 上村 淳之
花と土と人展 の経歴
1987年 第1回「花と土と人’87展」於:丸栄スカイル美術画廊
1991年 第5回「花と土と人’91展」於:丸栄スカイル美術画廊
秋野不矩先生(日本画)、小山喜平先生(陶芸)賛助出品
1997年 ノリタケギャラリー栄へ会場を移す
2011年 セントラル・アートギャラリーへ会場を移す
2017年 名古屋市芸術文化団体活動助成