開催日:2022年3月29日(火) ~ 2022年4月3日(日)
前回開催では、廓における凄まじい遊女の生き様に感銘し、妄想の世界に当時の人模様を表現しました。
今回は、その時代に「庶民のよりどころとして蔓延しつつある風俗は国を傾かせる」とのことから傾城町設置許可により葺屋町(ふきや)が与えられた。これが吉原遊廓の始まりのようです。
その世相に相まって錦絵、美人画が大きな繁栄をもたらし、庶民に不穏な風潮ができて一時は禁止令発令などがあったが、絵師としてはますますの追究に燃えて日本独特の表現が競われ、師弟関係も功を奏し素晴らしい
美人画芸術ができたのでは?と思います。
全てにおいて遊里からの影響は計り知れません。その境地に浸り、足元にも及びませんが挑戦です!
ぜひご高覧をお待ちしています。
田中敏夫 プロフィール
1991 現展会員推挙
1992 現展会員賞
1993 愛知県知事賞 第20回中部現展記念展賞
1994 ポン・デ・ザール展創立
1995 安田火災美術財団奨励賞
1999 現代美術家協会現展賞受賞
2009 第65回現展記念賞
2018 現展副代表 現展審査員特別賞
2020 現展代表
現在
日本美術家連盟会員
現代美術家協会会員(現展)
ポン・デ・ザール正会員