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2020年8月、4年ぶりに擬人化したカエル、チビガエルたちの暮らす街を表す作品展 ｢カエルマチ2｣を開催しました。

しかしながら、当時は新型コロナウイルスの拡大期で (オリンピックですら延期になりました)、大々的に ｢見に来てください｣とは言いにくい状況でした。
何百ものチビガエルが一堂に会する、｢密｣どころか｢超過密｣な面白い展示になったと思っていましたが、人を集めること自体が悪いような雰囲気の中で、肝心の観客がいない少々寂しい展示になりました。

あれから2年が経ち、通常の展覧会ができるようになりました。

その間、いくつかの展覧会の会場で、自身のプロフィールに書かれた過去の作品展 ｢カエルマチ｣の文字を見たお客さんから ｢カエルマチ見たい！｣というリクエストを多々いただきました。

チビガエルは通常の生き物の作品以上に、ライフワーク的にしょっちゅう作っているので、日々、増殖しています。放っておくとどんどん増えます。

いま何人いるのか全く把握できていない数のチビガエルが、僕の元に潜んでいて、｢早く出番をよこせ！｣と騒いでいます。

食べて呑んで遊んで騒いで、時々ちょっと大変な目にあったりもしながら日々を暮らしている、チビガエルたちの姿を楽しんでいただければ幸いです。