開催日:2019年4月9日(火) ~ 2019年4月14日(日)
輪島塗の仕上りの後炭で研ぎ、粗い銀粉を薄く塗った器に蒔き、漆が乾いたらその銀粉の上に上塗りし、青砥に研ぎます。
凹凸があると破れ、また研ぎむらを直し、その上に蒔絵を描いていきます。
銀は空気に触れると黒くなりますが、年数がたつと金色に変化します。
粗い銀粉を研ぐ人は日本で一人です。是非この機会に、宮内庁への仕事をしていた山田平安堂の技を見ていただきたいと思います。
また東京国立近代美術館所蔵と同じ洗朱根来手付盛器等を出展いたします。