ノリタケの森（名古屋市西区）クラフトセンター内のノリタケミュージアムにおいて、 9月6日（火）より、新企画展「デザインワーク　今・むかし」がスタートしましたのでお知らせいたします。
ニューヨークのモリムラブラザーズ（※）に図案部（デザイン室）が設置されたのは1895年のこと。当初は、花瓶や飾り皿といった装飾品（ファンシーウェア）のデザインがほとんどでしたが、1904年に日本陶器合名会社（現ノリタケカンパニーリミテド）を創立し、日本初のディナーセットが完成した後は、実用品である洋食器のデザインが中心となっていきます。
現在、食器のデザインワークは、シェープ（形状）・パターン（画柄）ともに、その多くがデジタル化されていますが、以前はすべてデザイナーが手作業で行っていました。
今回の展示では、食器のデザイン画がどのように描かれ商品化されていったのか、その作業の移り変わりとともに、ノリタケの歴史を物語る商品の一つひとつにこめられたデザイナーたちの想いを感じながらご覧いただければ幸いです。
※後に日本陶器を設立する森村組の販売拠点