DESIGN GALLERY
デザインギャラリー
ノリタケは、時代に寄り添った魅力的なデザインを生み出してきました。
本ギャラリーでは、ノリタケの代表的なデザインを紹介いたします。
今後も、新たに発表するデザインを追加していきます。
※本ギャラリーで表記する「デザイン」とは、物の形や姿を創作的に表現した2次元の視覚芸術を指しています。
カテゴリー
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更紗模様
更紗はインド発祥の木綿布の染め物のことをさします。
更紗は、伝承された国や地域によって趣が異なり、そこに描かれた更紗模様は異国情緒あふれる草木や動物や人などが表現されています。ノリタケの更紗模様にはインド更紗から着想を得たものが多くあります。
中でも「生命の樹」とされる唐草は、蔓植物が四方八方に伸びる様が、力強い生命力や繁栄を象徴し、縁起の良いモチーフとされており、ノリタケらしい繊細な表現で創作された意匠が多くあります。 -
幾何学模様
幾何学のグラフィックデザインは、シンプルでありながらも緻密な構成が特徴です。
直線や曲線、様々な形が組み合わさった抽象的な模様で、その起源は古代エジプトまで遡ります。
ノリタケの幾何学模様は、古代エジプトやギリシャ様式、アール・デコ様式、日本の伝統的な幾何学文様など様々な時代の様式に学び、日本がはぐくんだ美意識に基づいたバランスと調和を意識した中で生まれたものです。 -
唐草模様
蔓植物がからみあって優雅な曲線を描く文様です。その起源は古代エジプトやメソポタミアとされ、ギリシャ、ローマを経てシルクロードを通じて東アジアに伝わる中で様々な文化と融合し多彩なバリエーションが生まれてきました。唐草模様は、花や葡萄などの果実が組み合わさることで、それぞれ独自の美しさを放ちます。日本にも奈良時代に伝来したとされ、日本独自の唐草へ昇華しました。
西洋様式の美意識に学び日本人ならではの感性で繊細で優美なパターンが多数創作されています。