DESIGN GALLERY
デザインギャラリー
DESIGN 32301
KOHEI IWATSUKI
1989
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“異国情緒香るオリエンタルな様式美”を題材にデザインしました。水彩で描いたようなおおらかなボーダーデザインは、愛らしい優雅さをたたえます。背景の細かいテクスチャーが、リーフや花、実のモチーフを優しく引き立てています。
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花と実が同時になるという架空の植物 “生命の樹(ツリー・オブ・ライフ)”は、生命力と子孫繁栄の象徴として、西アジアなどをはじめ世界中で珍重された伝統的なモチーフです。伸びやかで美しい唐草の流れを意識して表現しました。優雅さの中に愛らしさもたたえます。
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日本には南蛮貿易によって“渡りの更紗”がもたらされ、斬新かつ華麗な紋様が憧憬の対象として迎えられました。こうした更紗に用いられた紋様をのびのびと描く事で、異国情緒香る優雅さを表現しました。
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花の中心部分は、赤と金彩を併用することで、優しいグラデーションで描かれた“葉”と、はっきりと描かれた“花”のコントラストを一層際立たせ、このデザインに奥深い魅力を付加させています。
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優しいグラデーションで描かれた“葉”とソリッドカラーではっきりと描かれた“花”のコントラストが絶妙な花唐草です。小さな紫の実が愛らしいアクセントになっています。
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四方へ広がる金の花びらに優しいグラデーションで描かれた“葉”を組み合わせた花唐草です。ハート型の“葉”も愛らしい印象を与えます。