INTERVIEW
先輩インタビュー

みなさんより一足早くノリタケで活躍している
先輩社員の声を聞いてみてください。

安全・品質のため「確認」を怠らない

工業機材事業本部 BA仕上・検査グループ

2021年入社
電子工学科卒
R. I.

安全・品質のため「確認」を怠らない

#01入社の理由を教えてください

「ノリタケの森」に行ったこともあり、地元の大手企業ということで、興味をもちました。安心して長く働きたいと思っていたので、資本金や従業員数、これまでの歴史やさまざまな事業展開など、総合的に判断して、将来性があると思い、入社を希望しました。高校(電子工学科)で学んだ知識は、機械の故障の原因を探る時などに役立っています。

#02現在の仕事内容について

焼成した後の研削砥石を、お客様の注文に応じた寸法や形状に仕上げる加工を行っています。私が所属する「大物仕上チーム」では、自分の体重よりもはるかに重くて大きな砥石を扱っているため、「健康管理」「ルール厳守」「確認」を徹底しています。特に、安全・品質につながるため「確認」は大切です。工場内はフォークリフトが通っており、機械音も響いているため、前後左右の安全確認は必須です。また、加工は機械で行いますが、機械に入力する数値を誤ると指定の寸法に仕上がらず、不合格品になってしまうため、必ず確認してミス防止に努めています。

#03仕事で印象に残っているエピソードはありますか

社内の改善活動の進捗報告会で使用する資料作りを任された際、細かい部分にこだわりすぎて思いのほか時間がかかってしまい、発表者の先輩と事前の打ち合わせや修正ができないまま、本番を迎えてしまいました。プレゼン上手な先輩のおかげで、無事発表を終えることができたときは、先輩への尊敬と共に、自分の反省につながりました。
職場は明るい雰囲気で、先輩は面倒見がよく、気さくに話しかけてくれます。日々の業務相談だけでなく、プライベートな時間の過ごし方なども話しながらコミュニケーションを取っています。

ある日のタイムスケジュール

8:35~ 8:45
出社、朝礼
8:45~12:00
仕上作業
12:00~12:45
昼休憩
12:45~17:00
仕上作業
17:00~17:20
終礼、退社

※所属部署は取材時のものです。

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後工程への配慮を大切に

電子ペースト事業部 製造部

2021年入社
電気科卒
J. T.

後工程への配慮を大切に

#01入社の理由を教えてください

手先が器用なので、それを活かせる仕事がしたいと思っていました。また、同じ作業をするのが得意なので検査業務に向いていると思いました。応募前の職場見学では、電子ペーストの原材料である溶媒特有のにおいが気になりましたが、工場内の空気は常に循環させており、入社後仕事に就いてからは1日ほどで慣れて今は何も感じません。
また、将来育児をしながら長く働きたいと思っていたので、育児休暇やフレックス勤務制度の実績があること、組合があること、通勤のしやすさ(通勤バスが最寄り駅の近くから出ている)なども考慮して、入社を決めました。

#02現在の仕事内容について

電子ペーストの検査を行っています。電子ペーストとは、金属やセラミックスの粉末と樹脂を溶媒に分散させてペースト状にしたもので、さまざまな電子部品の電極材料などとして使用されるものです。ペーストに混ぜている粉の大きさが均一か、ペースト中で塊になっている粒がないかなどを検査し、出荷する製品の結果を記録した「検査成績表」を作成します。
私は「後工程の人が作業しやすいようにする」ことを意識して仕事をしています。例えば、作成した検査成績表を出荷日順に並べて、検査責任者である上司が一目で優先順位がわかるようにしたり、作業場を作業前より綺麗にしてから作業を終えるようにしています。作業場はいろいろな方が使用するので、使ったものは整頓し、なくなりそうな備品があれば補充して、次の人が気持ちよく使えるように心掛けています。

#03今後の目標を教えてください

入社1年目の繁忙期、業務量が増えて余裕がなかった私に、教育係の先輩から「すでに検査を終えた分の検査成績表は作っておいたから、ゆっくり検査していいよ」と連絡がありました。私の何倍も忙しかったはずなのに、ご自身のことだけでなく、周りにも目が行き届いてすごいなと感激しました。私にも後輩ができたらそんな先輩になるのが目標です。
職場には、両親と同世代の方が多く年齢差はありますが、お互いに仕事をフォローし合い、進捗状況や情報を共有して、支え合いながら仕事ができています。私が人見知りせず、誰とでも話せるタイプということもありますが、休憩時間は年齢・性別問わず、楽しくお話しています。

ある日のタイムスケジュール

8:30~ 8:40
出社、朝礼
8:40~ 9:40
試料作成
9:40~10:30
容器への充填作業
10:30~12:00
検査作業
12:00~12:45
昼休憩
12:45~14:30
検査作業
14:30~15:30
検査成績表作成
15:30~17:00
検査作業
17:00~17:20
終礼、退社

※所属部署は取材時のものです。

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業務効率化がコスト低減や納期短縮に

セラミックス事業部 コア製造グループ

2020年入社
自動車科卒
D. S.

業務効率化がコスト低減や納期短縮に

#01入社の理由を教えてください

就職活動時の職場見学で、セラミック部品の製造に興味をもったのがきっかけです。私は自動車科に通っていたため、自動車系の工場見学には行ったことがありましたが、ノリタケの工場は、今まで見てきた工場とは異なり、機械を操作するだけでなく職人技が活かされるような手仕事もあることに魅力を感じ、入社を決めました。

#02現在の仕事内容について

三次元測定機を用いて、セラミック部品の形状検査をし、合否判定をしています。多品種少量生産のため品番が多く、品番ごとに測定機の設定が異なるため、慣れるまでは大変でした。やり方を覚えれば、作業を速く効率よくできるので、それがやりがいにつながっています。また、検査データを確認し、各工程にフィードバックするとともに、製品の形状精度をより高める対策を一緒に考えることも重要な仕事です。先輩や上司の気づきには、日々多くの刺激を受けています。

#03仕事で印象に残っているエピソードはありますか

私たちの仕事では、製品を作るだけでなく、業務の効率を上げることも重要です。社内の改善活動の一環で、三次元測定機の作業動線を短くするレイアウト変更を先輩と考え、実行したことが印象に残っています。使わない道具はしまい、使う道具だけを定位置に置くことで、作業スペースを確保できました。結果、作業効率が上がり、コストダウンにもつながりました。各工程に必要な時間を少しずつでも短くできれば、全体のリードタイム(作業工程の始めから終わりまでにかかる期間)が短縮でき、お客様への納期改善にもつながります。わからないことなどは気軽に先輩方に相談できるので、安心して働けています。

ある日のタイムスケジュール

8:35~ 9:00
出社、朝礼、一日の作業スケジュールの確認
9:00~12:00
検査作業
12:00~12:45
昼食
12:45~14:00
社内打合せ
15:00~17:00
検査作業
17:00~17:10
掃除
17:00~17:20
終礼、退社

※所属部署は取材時のものです。

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いかなる現場でも安全第一で

エンジニアリング事業部 ヒートテクノ部

2022年入社
機械科卒
K. H.

いかなる現場でも安全第一で

#01入社の理由を教えてください

学生時代は機械科で、私自身ものづくりが好きだったので、それを活かせる職場を探していました。応募前の職場見学で、ノリタケの小牧工場と協力会社で加熱装置を見学し、大きな装置を一から組み立てる作業や、組み立てた装置を動かす仕事に魅力を感じ、入社を決めました。

#02現在の仕事内容について

SV(スーパーバイザー:現場監督)として、装置の工程管理・据付作業のSV業務・試運転などを行っています。営業・設計の担当者から装置の仕様や検収に必要な項目などを引継ぎ、内容に沿って検査・試運転を行います。装置ごとに検査項目が異なるため、同じ作業の繰り返しではありません。協力会社やお客様の工場へ出向いての作業となるため、国内だと約1~1.5か月間、海外だとビザの都合で約3か月間の出張になることが多いです。入社1年目で2週間ドイツ出張へ行ったのは、思い出深いです。現地のワーカーはポーランド人が100人ほど。言葉の壁もあり、作業の内容を細かく伝えるのに苦労しましたが、自分が実際に作業をして見せてコミュニケーションを取りました。
先輩社員の中には、仕事をしながら英語や韓国語を覚えて、話せるようになった人もいます。長期間の出張は慣れるまで大変かもしれませんが、旅行やアウトドアが好きな人には向いていると思います。通常土日は休みなので、レンタカーを借りて美味しいものを食べに行ったり、温泉巡りをしたりなど、その土地ならではの魅力に触れて楽しんでいます。

#03仕事で大切にしていることは何ですか

SVとしてKY(危険予知)をしっかりと行うことを大事にしています。作業者が危険な行動をしそうな様子を察知したら「今から何をするつもりですか」「それはやめてください」と注意し、安全第一を心掛けています。
また、基本的なことではありますが、「報・連・相※」も大切にしています。トラブル対応のために複数人が同時にいろいろな案件で出張に行くこともあるため、お客様や前任の担当者に話を聞き何かあったらすぐ連絡し合うとともに、お互いに今がどういう状況なのかを共有することを心掛けています。

※報・連・相:「報告、連絡、相談」のこと

ある日のタイムスケジュール

8:30~ 9:00
出社、朝礼・KY(危険予知)、メール処理
9:00~10:00
協力会社と打合せ
10:00~12:00
検査・試運転
12:00~13:00
昼休憩
13:00~14:00
お客様と打合せ
14:00~17:00
検査・試運転
17:00~18:00
一日のまとめ、作業日報提出、退社

※所属部署は取材時のものです。

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新たな製品の開発に携わる醍醐味

研究開発センター

2021年入社
機械科卒
K. A.

新たな製品の開発に携わる醍醐味

#01入社の理由を教えてください

機械科を卒業する人の多くがライン作業の仕事に就く中、私は自分のペースで、さまざまなタスクをこなす仕事がしたいと考えていました。求人票を見た際に、ノリタケの研究開発の仕事ではサンプル作製やデータ解析などさまざまな業務を行う点に興味をもちました。また、その後の企業研究で食器の会社としてだけでなく、さまざまな事業展開を行っていることを知り、未知の分野に挑戦してみたいと思いました。

#02現在の仕事内容について

インクジェット印刷用インクの開発アシスタントとして、技術者が設計したインクを調合・試作・評価しています。仕事の時間配分は各自に任されているので、自分で段取りを決め、自分のペースで仕事ができています。私が開発に携わったインクで彩られた製品が世に出るのを見届けられるのは、とても嬉しく、やりがいを感じます。

#03仕事で印象に残っているエピソードはありますか

インクの物性評価の結果、異常がなかったとしても、いつもと違うと感じることがあれば、些細なことでも技術者に伝えるようにしています。何も問題がなければそれに越したことはありませんが、万が一、後工程でトラブルが起きた時に、私が伝えていたことが糸口となり、早期解決につながればと思っています。また、開発アシスタントとして、技術者とはもちろん、職場内でのコミュニケーションが大切だと考え、自ら挨拶することを心掛けています。
職場は比較的若手の社員が多く、話しやすい雰囲気です。大学院卒の技術者の同期は6歳年上で最初は年齢差に緊張もしましたが、今では休日にライブやスノーボードに出掛けるほどの仲です。社内の野球部や有志で集まっているサウナサークルにも所属し、部署を超えた交流も増えました。

ある日のタイムスケジュール

8:30~ 9:00
出社、メールチェック
9:00~11:30
調合
11:30~12:00
評価
12:00~12:45
昼休憩
12:45~14:30
装置組立て
14:30~15:30
装置運転
15:30~16:30
社内打合せ
16:30~17:20
評価、事務作業、退社

※所属部署は取材時のものです。

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