研究開発
開発・技術本部 研究開発センター
機能材料グループ
仕事の内容 〉〉
カーボンニュートラル、SDGsなどが関心を集め、環境負荷の低減が求められる現代において、数年先の社会に求められるセラミックス製品を生み出すための研究開発を行っています。ひとくちに開発業務といっても幅広く、大学や研究機関と共同で材料・部材開発を行うこともあれば、生産現場の担当者と共に、試作・量産プロセスの開発に携わることもあります。お客様と直接やり取りすることも多く、最終製品をイメージしながら研究を進めています。
私のこだわり 〉〉
製品を開発し、実際に世の中で広く役立てるためには、生産技術、営業、工場、そしてお客様など、さまざまな人々の協力が必要です。頭ではわかっていても一人でこもって研究をしていると、そうしたことをないがしろにしがちです。個人の裁量が大きい仕事だからこそ、意識的にコミュニケーションをとったり、周囲に相談するようにしています。反対に自分が相談を持ち掛けられた時には、いつでも役に立てるよう成長し続けたいと思っています。
エピソード 〉〉
ある案件にて、研究室では目標値を達成できても、いざ試作品の製造に移管すると、不良品ばかりで製品がつくれない、というトラブルがありました。そこで、3か月間工場に張り付き、原因の究明と改善にあたりました。結果、不良品は減少し、製造技術力も上がったことで、当初の予定よりレベルの高い開発品を完成させることができました。現場を見ることの大切さ、開発現場と製造現場のコミュニケーションの重要さなど、開発業務に必要なことを学ぶ大変良い機会になりました。
今後の目標 〉〉
現在携わっている案件は、開発から製品化への移行段階にあります。技術開発や試作ラインの立ち上げなどに追われ、開発者としてプレッシャーを感じることもありますが、時代が求める製品を生み出している、ということにとてもやりがいを感じます。乗り越えなければならない技術的ハードルは多くありますが、ノリタケが目標として掲げる「マテリアル×プロセスの独自技術で変化する社会の欠かせない推進役」になるためにも、チーム一丸となって開発を成功させたいです。
学生時代、セラミックスの研究に携わっていたこともあり、将来もセラミックス材料に関わる会社で働きたいと考えていました。その中で、セラミックスの会社でありながら幅広い業種で事業を多角的に展開しているノリタケに興味を持ちました。最終的な決め手は、採用選考中に感じた会社の雰囲気です。社員の物腰は柔らかく、どんな意見も頭から否定せず受け入れてくれたことから、一緒に働きたいと思いました。
出社、メールチェック、スケジュール
確認
試験準備
試験、サンプル準備
昼休憩
分析・評価
グループ内で試験の方向性について
打合せ
データまとめ、報告書作成、退社
※所属部署は取材時のものです。