開催日:2023年5月9日(火) ~ 2023年5月14日(日)
1989年5月スキアボー二海岸に佇み、サルーテ教会前に扇状に眩しく光り広がるヴェネチアの大運河を眺めた時から私の狂詩曲が始まりました。
ゴンドラが揺蕩う(たゆたう)光景は過去と未来が重なり溶け合う心持ちになり、ゴンドリエは愛と哀しみを唄ってるようでした。
歴史的建造物を背景に、タイムスリップしたような中世の衣装や、現代的な仮装を纏った人々が交じり合う“ヴェネチアのカーニバル”や風景画、“祝祭”をテーマにした花々の絵等々、30余点の展観をぜひご高覧ください。
石上 誠 /Makoto Ishigami
イタリア、水の都ヴェネチアを生涯のテーマとして、何度も訪れこよなく愛する画家。過去と現在が交錯する奇跡の街からインスピレーションを受け、自由な表現を用いてキャンバスに描き続けている。
1953 | 静岡市生まれ |
1967 | ドラクロワの絵画に出会い、画家を志す |
1974 | 御茶の水美術学院で学ぶ |
1989 | 欧州初取材 (フランス、スペイン、イタリア) |
裸婦デッサッンのためパリ、グラン・ショミエールを訪れる | |
1989 | ヴェネチア取材 (以後16回) |
1999 | ギリシャ取材、2001 プラハ取材、2005 フランス取材 |
2015 | ニューヨーク取材(以後3回) |
展覧会/Exhibition
2022 | 「青い刻 Eternal Flow」津松菱、「赤い刻」松坂屋静岡店 |
2021 | 「赤い刻」広島三越、「青い刻」多治見ガレリア織部 |
「青い刻/白い刻 Eternal Flow」軽井沢タリアセン睡鳩荘 | |
2020 | 「10の扉/祝祭」東京ABGギャラリー |
2019 | 「生命の祝祭」軽井沢タリアセン睡鳩荘 「悠久の扉」近鉄奈良 |
2018 | 「永遠なる瞬間の煌めき」近鉄上本町(以後3回) |
2017 | 「Door 生と死・行動と停滞・瞬間と永遠の境界」東京アートギャラリー884 |
2016 | 「Moment and Eternity」Onishi Gallery,ニューヨーク |
軽井沢タリアセン睡鳩荘(以後4回) | |
2015 | 「Door」上田市立美術館サントミューゼ |
2013 | 「L'eterno Sublime」Mozart Art Studio,ヴェネツィア |
大阪、茂里アートスタジオ開廊(石上誠作品常設画廊) | |
福岡三越(以後2回)、大丸京都店(以後4回) | |
2012 | 広島三越(以後10回) |
2009 | 大丸神戸店(以後4回) |
2004 | 松坂屋静岡店(以後10回)、松屋銀座(以後2回) |
2003 | 松坂屋高槻店(以後9回) |
2001 | 静岡伊勢丹 |
1996 | 名古屋栄三越(以後30回) |
個展 他多数 |