開催日:2023年10月17日(火) ~ 2023年10月22日(日)
2003年頃まで、人物を主流に「球・立方体」などを画面に入れて描いていましたが、どうしても表面に引っ張られることが多く、どうにかして本質に迫りたいという思いから、さまざまなものを削っていって今の表現になりました。額は不要になり、基底材をキャンバスからシナベニアに変え、その結果、彫を入れることも可能になりました。
私のテーマは「宇宙を環流し続ける生命的なエネルギー」ですが、これはヴァイオリン奏者のギドン・クレーメルがインタビューの中で、「自分の音楽はこれを表現している」と語っていた言葉から拝借しました。
大山千恵子 プロフィール
1949 愛知県岡崎市生まれ
1971 共立女子大学 文芸学部 芸術学専攻 造形芸術コース卒業
大学在学中より個展を中心に油絵を発表。最初は人物画よりスタートしたが、現在はシナベニアを基底材とし、油絵で「マルチバース・宇宙を環流し続ける生命的なエネルギー」と題したシリーズを描く。
個展
2009・2011・2012・2013・2021
「大山千恵子個展・MULTI BIRTH ・宇宙を環流し続ける生命的なエネルギー」
(ノリタケの森ギャラリー/名古屋市)
2010・2013・2015・2017・2018
「大山千恵子個展・MULTI BIRTH・宇宙を環流し続ける生命的なエネルギー」
(ザ・ブルーボックスギャラリー/岡崎市)
2014
「大山千恵子個展・MULTI BIRTH ・宇宙を環流し続ける生命的なエネルギー」 (無我苑/愛知県碧南市)
2013 「大山千恵子展 マルチバースーウロボロスの蛇―」 (白竹ギャラリー/碧南市)
2007 「マルチバース・2007」 (豊田市美術館ギャラリ-/ 豊田市)
その他
2012 GEISAI #17 (東京都立産業貿易センター台東館)
2010・2009・2008 GEISAI #14・#12・#11 ( 東京ビッグサイト/東京)
グループ展
2019
「ゆすはら雲の上の図書館―2人展―宇宙(大山千恵子)と生命(田中克彦・流木アート)」
(ゆすはら雲の上の図書館/ 高知県高岡郡梼原町)
2012
「川上英樹(ガラス)・大山千恵子(油彩)2人展―cosmic dust ・宇宙塵」
(ザ・ブルーボックスギャラリー/岡崎市)
「●○●展 茶道と現代アートのcollaboration」 (ノリタケの森ギャラリー/名古屋市)
公募展
2007 とよた美術展‘07 ( 豊田市美術館 / 豊田市)