秋の森

タイサンボク

分 類
モクレン科
時 期
花:春 実:秋
分 布
国内自然分布なし(北アメリカ原産)
環 境
(国内では)公園、庭など
大きさ
高さ:約20m

深緑色をした厚みのある大きな葉をつける木ですが、その中で春には直径20cm前後の大きな白い花を咲かせます。高木である上に、花は枝先につくため、なかなか間近で見る機会はありませんが、花はとてもいい香りがします。

ノリタケの森で見られる場所
日陶神社
タイサンボク

クヌギ

分 類
ブナ科
時 期
花:春 実:翌年の秋
分 布
本州・四国・九州・沖縄
環 境
野山や雑木林、公園など
大きさ
高さ:約15m

丸いドングリを実らせることで有名な木です。昔は薪炭材などとして利用され、雑木林の代表的な樹種の1つでした。
ノリタケの森ではビオトープ付近で見られます。この辺りは、ほかにもドングリを実らせる木が多く植えられているので、秋にはドングリ探しの散策を楽しめます。

ノリタケの森で見られる場所
ビオトープ付近、駐車場付近
クヌギ

クスノキ

分 類
クスノキ科
時 期
花:春~夏 実:秋
分 布
本州・四国・九州(本来の自生地は不明)
環 境
寺社、公園、街路など
大きさ
高さ:約20m

樹皮を防虫剤の「樟脳(しょうのう)」の原料にしていたことで有名な木です。
また、アオスジアゲハというチョウの幼虫はこの木の葉を食べて育つので、ノリタケの森でも夏にはアオスジアゲハの成虫や幼虫が見られるかも知れません。

ノリタケの森で見られる場所
ビオトープ、煙突ひろばなど
クスノキ

ツタ

分 類
ブドウ科
時 期
花:夏 実:秋
分 布
北海道、本州、四国、九州
環 境
山野の林、町中
大きさ
高さ:- (つる植物のため)

吸盤のある巻きひげを使って、壁や木、岩場などどこでも這うことができます。ノリタケの森では、煙突ひろばの煙突をツタが覆っています。秋に熟した果実を食べに、小鳥が煙突へ訪れているかもしれません。

ノリタケの森で見られる場所
煙突ひろば
ツタ

コムラサキ

分 類
クマツヅラ科
時 期
花:夏 実:秋
分 布
本州・四国・九州・沖縄
環 境
野山や雑木林、公園など
大きさ
高さ:約2m

夏に小さな薄紫色の花をたくさん咲かせる低木です。
秋に熟す果実は、つやのある紫色をしています。果実は直径約5mmと小さいですが、数多く実るのでよく目立ち、メジロやヒヨドリなどの鳥が食べにきます。ノリタケの森ではビオトープ周辺の遠路沿いで見ることが出来ます。

ノリタケの森で見られる場所
ビオトープ付近
コムラサキ

ススキ

分 類
イネ科
時 期
花:夏~秋 実:夏~秋
分 布
日本全土
環 境
野山や河川敷、公園など
大きさ
高さ:約2m

秋の七草の1つ「尾花」であることや、十五夜のお月見にも使われることで広く知られているイネの仲間です。
ノリタケの森のでは秋になると、ビオトープ周辺のススキの穂が風で揺らいで銀色に輝き、風情を感じさせてくれます。

ノリタケの森で見られる場所
ビオトープ付近、煙突ひろばなど
ススキ

ヒメガマ

分 類
ガマ科
時 期
花:春 実:夏~秋
分 布
日本全土
環 境
池や沼、川などの水辺
大きさ
高さ:約1.5m

夏には、水面から伸びる葉と一緒に、細長いソーセージのような茶色い穂がよく目立ちます。秋、熟した穂から白い毛を生やした小さなタネが次々に風に乗って散ります。
ノリタケの森ではビオトープの池で見ることができます。

ノリタケの森で見られる場所
ビオトープ付近
ヒメガマ

ナンキンハゼ

分 類
トウダイグサ科
時 期
花:夏 実:秋
分 布
本州・四国・九州(自然分布はなし)
環 境
野山や公園など
大きさ
高さ:約15m

中国原産で、日本ではロウをとるために栽培された木です。
秋には緑、黄色、赤など彩り豊かな紅葉が楽しめます。
ノリタケの森でも冬、キジバトやヒヨドリ、スズメなどの鳥たちが、タネを包む白いロウを食べに来ます。

ノリタケの森で見られる場所
ショップ付近、煙突ひろばなど
ナンキンハゼ

イチョウ

分 類
イチョウ科
時 期
花:春 実:秋
分 布
日本全土(自然分布はなし)
環 境
公園、寺社、街路など
大きさ
高さ:約30m

「生きた化石」と呼ばれていることや、果実を「ギンナン」と呼んで食べることでも有名です。
ノリタケの森では噴水ひろば周辺やギャラリーの近くで、秋から冬にかけて、鮮やかで美しいイチョウの黄葉を楽しむことができます。

ノリタケの森で見られる場所
噴水ひろば付近
イチョウ

イロハモミジ

分 類
カエデ科
時 期
花:春 実:夏
分 布
本州・四国・九州
環 境
野山や雑木林、公園など
大きさ
高さ:約15m

一般的に「モミジ」と呼ばれ、紅葉で親しまれている木です。
花は目立たないのですが、秋になるとプロペラ型の果実をつけ、タネは1つずつ風に乗って飛んで行きます。小鳥がタネを食べに来ることもあります。

ノリタケの森で見られる場所
ビオトープ付近、日陶神社など
イロハモミジ