春の森

モチノキ

分 類
モチノキ科
時 期
花:春 実:冬
分 布
本州・四国・九州・沖縄
環 境
海に近い山地
大きさ
高さ:6~10m

昔は「鳥もち」に使われた木として知られています。
ノリタケの森では、ビオトープ近くの草地や駐車場に植えられており、冬に熟して赤くなった実をヒヨドリなどの鳥が食べに来ているかも知れません。 

ノリタケの森で見られる場所
ビオトープ付近、芝生ひろばなど
モチノキ

ヤブツバキ

分 類
ツバキ科
時 期
花:冬から春 実:翌年の秋
分 布
本州・四国・九州・沖縄
環 境
海沿いから山地
大きさ
高さ:15m

「ツバキ」と呼ばれ、庭木で親しまれている木です。また、タネからとれる「椿油」も有名です。
紅色や白色の花が咲くと、蜜をなめにヒヨドリやメジロが訪れるようになります。

ノリタケの森で見られる場所
ビオトープ付近、日陶神社
ヤブツバキ

アメンボ

分 類
カメムシ目・アメンボ科
時 期
(成虫は)春から秋
分 布
北海道から沖縄まで
環 境
平地の池や沼、流れの遅い川、プールなど
大きさ
全長1.0~1.5㎝

日本では最も普通のアメンボの仲間です。飴のようなにおいのする、棒のように細長い昆虫であることが、名前の由来のようです。
ノリタケの森では、ビオトープ池のほか、せせらぎの水面でも姿が見られます。

ノリタケの森で見られる場所
ビオトープ、せせらぎ
アメンボ

コオイムシ

分 類
カメムシ目・コオイムシ科
時 期
(成虫は)春から秋
分 布
本州から九州まで
環 境
平地から山地の水辺
大きさ
約1.5~2㎝

メスがオスの背中に卵を産む習性から「子(背)負い虫」と名付けられました。近年各地で減少しているため、環境省の準絶滅危惧種となっています。
ノリタケの森でも、卵を背負ったオスが見つかりましたが、これからも見守っていきたい昆虫です。

ノリタケの森で見られる場所
ビオトープ
コオイムシ

ニシキキンカメムシ

分 類
カメムシ目・キンカメムシ科
時 期
(成虫は)5月ごろから
分 布
本州から九州まで
環 境
ツゲの育つ山地
大きさ
全長1.5~2.0㎝

金属光沢が非常に美しいカメムシです。幼虫はツゲで育ちます。本来は分布が限られたカメムシでしたが、ツゲが植えられた公園などでは見られることがあります。幼虫で冬を越し、翌春に成虫になります。
ノリタケの森では。幼虫が見つかりましたが、成虫も非常に美しいカメムシです。是非見つけたら教えてください。

ノリタケの森で見られる場所
煙突ひろば
ニシキキンカメムシ

ハイイロゲンゴロウ

分 類
コウチュウ目・ゲンゴロウ科
時 期
一年中
分 布
北海道から沖縄まで
環 境
平地の池や沼、田などの水辺。人工池
大きさ
約1.0~1.5㎝

他のゲンゴロウと比べて水の汚れにも強く、街中でも見かけます。成虫も幼虫も、水中の小動物を食べます。水面から直接飛び立てるゲンゴロウは、本種だけだそうです。

ノリタケの森で見られる場所
ビオトープ
ハイイロゲンゴロウ

クロスジギンヤンマ

分 類
トンボ目・ヤンマ科
時 期
(成虫は)春から秋
分 布
本州から九州まで
環 境
平地から丘陵地の、周囲に樹林のある池沼
大きさ
約6.5~8.5cm

有名なギンヤンマによく似ていますが、胸に黒い線があるのが特徴です。腹部(尾にみえるところ)が黒く、オスには青い点がたくさんついてきれいです。
ノリタケの森ではビオトープ池で見られましたが、本来はもう少し樹木に囲まれた池が好みです。

ノリタケの森で見られる場所
ビオトープ付近
クロスジギンヤンマ

アジアイトトンボ

分 類
トンボ目・イトトンボ科
時 期
春から秋
分 布
日本全土(北海道は一部)
環 境
抽水植物の多い池や沼、河川などの水辺
大きさ
全長2.4~3.3cm

非常に細く小さいトンボです。尾のように見える腹部の先端にある青い斑が目立ちます。
ノリタケの森では、ビオトープの池の水草の間で見られます。

ノリタケの森で見られる場所
ビオトープ付近
アジアイトトンボ

シオカラトンボ

分 類
トンボ目・トンボ科
時 期
春から秋
分 布
日本全土
環 境
池や沼、水田、河川などの水辺
大きさ
全長:5~6cm

日本では、最も普通に見られるトンボの一種です。主にオスの体で白粉をふくため、それを塩を見立てて「シオカラ」の名がついたと言われます。メスはオスとちがって薄茶色のため、「麦わらとんぼ」とも呼ばれます。
ノリタケの森では、主にビオトープの池の周辺で見られます。

ノリタケの森で見られる場所
ビオトープ付近
シオカラトンボ

オオシオカラトンボ

分 類
トンボ目・トンボ科
時 期
春から秋
分 布
北海道(一部)・本州・四国・九州 ・沖縄
環 境
池や沼、水田などの水辺
大きさ
全長:4.5~5.5cm

シオカラトンボと大きさは変わりませんが、青みが濃く、オスの羽の付け根は黒くなります。水辺でメスが産卵する際に、オスは近くで見張ることもあります。
ノリタケの森では、主にビオトープの池周辺で見られます。

ノリタケの森で見られる場所
ビオトープ付近
オオシオカラトンボ